ターミネーター4
2018年。
「審判の日」以降、核戦争で荒廃した世界は、
機械、すなわちスカイネットに支配されていた。
生き残った人類は抵抗軍を組織し、それぞれに戦いを続けていた。
30歳になったジョン・コナーは、抵抗軍のリーダーとなっていた。
そして、ロサンゼルスでジョンが呼びかけるラジオの声に
耳を傾けている若者がいた。
カイル・リース(アントン・イェルチン)。
そう、ジョンの父親となるカイルは、まだ19歳の若者だった。
そんな時、瓦礫の山から忽然と姿を現した男がいた。
その男、マーカス・ライト(サム・ワーシントン)は、
自分を人間と信じ込んでいるマシーンだった。
私的には、結構満足して劇場を後にした。
確かに、突っ込みたくなる点や疑問点もあるにはある。
マーカス・ライトの存在だとか、
スカイネットがカイルを狙っている訳だとか、
ジョン・コナーの位置づけだとか、
「ターミネーター」らしくないだとか。
私は、映画をあまり突き詰めて観るのではなく、
単純に楽しんじゃう、ってタイプなんだと思う。
そんなの本当の映画ファンじゃないと言われればそうかもしれない。
監督の事なども何にも知らないし、観ている作品の数もしれたもんだ。
いろんな批判があることは、一応承知しているが、
元々、『ターミネーター』を単純に「面白いよね~」とテレビで見ていた、
それだけの人間にとっては、なかなかの作品だった。
確かに、『ターミネーター』のハラハラドキドキ、
どこから襲ってくるかわからない怖さ、なんかはなかった。
でも、「なんで作られたの?」なんて疑問は吹っ飛ぶほどに、
マーカス・ライトは、強くて優しくて哀しかった。
カイル・リースも、生き生きとしてマイケル・ビーンを彷彿とさせた。
一番の欠点は、『ターミネーター4』という邦題だったかもしれない、と思う。
だって、別物って気がしちゃうから。
それでも、あの聞き覚えのある音楽が流れてくると、
たまらなくワクワクするんだけれどね。(苦笑)
そして、お目当てのクリスチャン・ベイル。
『バットマン』の時よりは、スレンダーでより精悍な感じ。
うん、必死に戦う姿が良く似合う。
ただ、
人類の指導者として、スカイネットに脅威を抱かせるようになる、
それより少し前のジョン・コナー。
なんだよね?
だって、今回の作品では、
過去に遡ってまで抹殺しなければならない実力もオーラも、
少々不足していたし、そのあたりの設定が曖昧だった気がする。
私的に一番不満だったのは、
もっと、ジョン・コナーを魅力的に描いてほしかった!
(シュワちゃんターミネーターに、そこまでの思い入れがないのでゴメンナサイ!)
監督の事はあまり知らない私でも、
マックGじゃないほうが良かったんじゃないか、という気が。。。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
こんばんは♪
先日はコメントありがとうございました
スゴク嬉しかったです!
映画、最近観ていないのですが
そろそろまた映画館にも通おうかなと思っています(^^)
>一番の欠点は、『ターミネーター4』という邦題だったかもしれない、と思う。
だって、別物って気がしちゃうから。
なるほど~わたしもシュワちゃんが出ない時点で
何か違う気がしていて~
でも観たら観たで私も楽しんじゃうほうなんですけどね(笑)
今度は何を観ようかな~♪
投稿: Pamy | 2009/07/05 22:28
Pamy様
わぁ~、コメントありがとうございます。
せっかく来ていただいたのに、
とんでもなくお返事が遅くてゴメンナサイ!
これは、私もクリスチャン・ベイルが出てなかったら
観にいってなかったと思います。
でも、以外とマーカスを演じたサム・ワーシントンが
(といっても初めて知った方ですが…)とってもよかったです。
でも、またこうしてPamyさんとお話できて嬉しいなぁ~♪
もう少しすると、ジョニーネタでも盛り上がれますね!
これからも、よろしくお願いしますネ!!!
投稿: ri | 2009/07/09 05:54