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2008/10/13

9月に観た映画(2008)

 

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季節は、すっかり秋なのに、

夏の名残の、ハイビスカスが咲いた。

 

毎月、今さら。

今月は、もっと今さら。。。

 

 

 

9月に劇場で観た作品は、1作だけ。

  『おくりびと』

 

 

そして、DVD鑑賞は。

 

20080130232715_3 『リトル・チルドレン』

 ボストン郊外の閑静な住宅地。
 夫と娘と暮らすサラ(ケイト・ウィンスレット)は、
 何不自由ないその生活にうんざりしていた。
 ある日、彼女は主婦たちの憧れの的であり、
 主夫として公園にやってくる、
 トッド(パトリック・ウィルソン)と、
 ちょっとした悪戯心から、ハグをしキスを交わす。
 軽いお遊びのつもりが、やがてお互いのことが
 心の中を大きく占めるようになってしまう。

 

大人になりきれない“大人”たちの物語。
他人が考える幸せと、自分が感じる充足感とは、大きく違うもの。
サラやトッド、サラの夫、トッドの友人の元警官、
そして、性犯罪の前科があるロニー(ジャッキー・アール・ヘイリー)。

そもそも、大人ってなんだろう。
いつから大人になったんだろう。
何ができたら大人で、何ができなかったら子供なのか。

ある意味、「えっ!?」という結末で、
良かったのか悪かったのか、
答えが出たのか、わからないままなのか。。。
ちょっぴり、消化不良感が残ってしまった作品。

 

4a60b5e3s 『ある子供』

 定職につかず、少年たちを使って盗みを働き、
 盗品を売ってその日暮らしをしている、
 20歳の青年ブリュノ(ジェレミー・レニエ)。
 ある日、ブリュノの子どもを出産した18歳の恋人
 ソニア(デボラ・フランソワ)が病院から退院してくる。
 子どもを見ても何の実感も感じないブリュノは、
 まるで盗品を売るように、いとも簡単に、
 子どもを売ってしまう。
 それを知ったソニアは、怒りのあまり卒倒する。

 

こちらは、大人になりきれない“子供”のお話。
「バカなこと。」と切り捨ててしまえばそれまでなのだろうけど、
それでは済まされない何かが、この作品にはあるような気がする。

女は、大人にはなれなくても、子供を生んだ瞬間から、
「母」にはなれるのだろう。
それに比べて、男は「父」になるのは簡単ではないのかもしれない。
ただ、二人とも、どんな「親」になるのかは、これから次第。

安直かもしれないが、ラストの二人の涙に希望を見つけたい。

 

10019858742_2 『明日、君がいない』

 見慣れた朝のハイスクールの光景。
 いつもと変わらない一日を過ごすかに見えた彼ら。
 しかし時間の経過とともに彼ら一人ひとりが、
 誰にも言えない悩みや問題に直面し、
 今にも押しつぶされそうになっている現実が
 次第に明らかになっていく。
 そして、2時37分。

 一つの命が消えた。。。

 

一人一人の抱える現実が、あまりにも痛い。
直視するには辛すぎる現実。
でも、画面から目をそらす事ができなかった。

ある意味、ドキュメンタリー風な作風もあいまって、
こんなに、心を殴られたような作品はない。

映画の力ってなんだろう。

この作品だって、ただの自殺を扱っただけの作品ではない。
ラストまで、希望もなにもない。。。

でも、痛烈に“生きる”ことを叫んでいるように感じた作品。

 

 

私、9月は消耗していたんだろうか。

なんだか、ものすごいラインアップだ…と自分でも思うわ。

 

でも。

 

最後に、劇場で愛に溢れる作品に出会えてよかった。。。

 

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