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2008/04/13

マイ・ブルーベリー・ナイツ

 

779c17e0  《劇場鑑賞》

 このスタイリッシュなポスターと、

 キラキラとした美しい映像の予告編。

 それだけで、劇場で観なくてはと、

 決めていた作品。

 そして、何よりもジュード・ロウが、

 観たかった作品。(笑)

 

 

 

手痛い失恋をしたエリザベス(ノラ・ジョーンズ)は、
彼を忘れられずに彼の部屋の前にやってきた。

そして、近くのカフェに立ち寄ったエリザベスは、
カフェのオーナー、ジェレミー(ジュード・ロウ)に、
いつも売れ残るというブルーベリーパイを進められる。

甘酸っぱいブルーベリーパイと、ジェレミーの優しさに癒されるのだが、
やっぱり、失恋の痛手から立ち直れない。

エリザベスは、ジェレミーに彼の部屋のキーを預ける。
ビンの中には、いろんなお話の詰まった、たくさんのキーがあった。
その中の一つは、ジェレミー自身の忘れられない物語だった。

彼が新しい恋人といる窓を見上げたエリザベスは、
ひとり黙って、あてのない旅に出る。

メンフィス、ネバダ、ラスベガス。
リジー、ベティー、べスと名前を変え、
といっても全部エリザベスの愛称なのだが、
呼び名を変えることは、自分を変えること。

エリザベスは、待っていてくれる確信もない男に、
手紙を書き続ける。

そして、エリザベスはニューヨークに戻ってくる。

 

美しく揺れるような独特の映像と、ノラ・ジョーンズの甘くて透明な歌声。
素敵なラブストーリー、そしてロードムービーだった。

驚くようなことは何もない。
旅先での、ちょっと切ないエピソードと共に、
ラストも想像できてしまうようなストーリー。

でも、それはそれでいい事。
何だか、いい意味で安心して観れる作品だった。
そう、自分の中の忘れかけていた甘い気持ちを思い出しながら。

 

それぞれのエピソードの中で演じている、
豪華なキャストが、皆それぞれに素晴らしい。
デヴィッド・ストラザーン、レイチェル・ワイズ、ナタリー・ポートマン。

私は、特にレイチェル・ワイズの退廃的な美しさと、
何もかも吹っ切れたようなキリッとした表情が、印象的だった。

 

そして、ちょっとヨレヨレのシャツを着ていようが、
無精ひげが生えていようが、その男はやっぱり素敵なのだった。

居所のはっきりしないエリザベスに電話をかけまくったり、
手当たり次第に出した手紙が戻ってきたりと、可愛いったらありゃしない。

そんな男に、口の周りに残ったパイを、
優しく食べてもらったりしたら、もうたまんない!
ドキドキしてワクワクして、おかしくなりそうだ。(笑)

私的には、最後のしっかりキスより、
この、やさしく何気ないほうがツボだったわ。

 

レイチェル・ワイズとナタリー・ポートマンの洗練された美しさと、
ノラ・ジョーンズの素朴な佇まいが対照的だった。

そして、綺麗なジュード・ロウも堪能できて満足!

 

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コメント

こんばんは。

この映画を観て
ジュードのかっこよさに惚れなかったら
きっと、どこか体が悪いんだと思います。
すぐ、病院に行くべきです(きっぱり)

結局、この映画の感想は、それにつきますね。(笑)
きっと、ジュードの相手役が
ナタリー・ポートマンやレイチェル・ワイズだったりしたら
ちょっとしらけちゃったと思うんですね。
ノラ・ジョーンズの素朴さが、
なんと言うか。。罪がなくて(笑)許せました。
乙女心って、複雑だわ。

投稿: チョコ | 2008/04/14 20:09

チョコ様

TBありがとうございます。

>罪がなくて(笑)許せました。

そうそう、そうなんだわ!
ナタリー・ポートマンやレイチェル・ワイズだったら、
ただのイヤな女になっちゃったかもしれませんね。

私も、まだまだ、健全な“乙女”だったようですわ。(爆)

たまには、こういう映画を観なきゃいけない。
健全な乙女心を維持するために…ですね♪

投稿: ri | 2008/04/15 00:53

こんばんわ。

私実は、ノラ・ジョーンズって初めて知ったんです(笑)。
まさか歌手だったなんて。

私、男女共に面食いなので、ノラさんの素朴なお顔に
あまり興味を持てず・・・ひたすらレイチェルとナタリー
にばっかりアツい視線を向けておりましたです(爆笑)。

ジュード。
雑多でせわしないNYで、ちょっとヨレヨレの無精ひげで
も・・・彼ってホントにキレイなんですよねえ。
やっぱりイギリス生まれの気品の高さがどこかに漂っている
感じがします。

投稿: 睦月 | 2008/04/15 21:35

睦月様

コメントありがとうございます。
私も、ノラ・ジョーンズって名前ぐらいしか知りませんでしたよ。

おいおい!って、突っ込みたくなる点も多々ありますが、
ノラの素朴さ、イモっぽさ(爆)に救われた面もあると思いました。

でも、レイチェル・ワイズやナタリー・ポートマンの、
美しさや存在感は、別格で素晴らしかったです。
そもそも、比べるのが酷ってものですね。(笑)

「ジュードが欲しい」って睦月さんの言葉、ホントに納得ものだわ!
彼って、どんな役をやっても、
すっとした立ち姿が美しいって気がします。

それからね、
睦月ちゃん、自意識過剰じゃないのです。
言葉が足りなくて、どうもうまく伝えられないのですが、
「書かない」じゃなくて「書けない」だけだったのです。

睦月さんの記事に刺激を受けて、
よし!って思って、自分なりの思いを文字にしようと思っていた気持ちが、
睦月さんのお休み中は、やっぱり持てなかったのです。

こうして、映画論の中でお話させていただくのも、
もちろん、とってもとっても楽しいのですが、
ジョニー話もさせていただけると、もっと楽しい。
それだけなのです。

長々とすいません。
フィクサーも観てきました。
記事アップしたら、また伺いますね♪

投稿: ri | 2008/04/16 02:08

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