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2007/11/08

ALWAYS 続・三丁目の夕日

 

20071103_427873

 
 《劇場鑑賞》

 

 個性的でお人好し、

 そしてちょっぴりおせっかい。

 笑って泣ける、

 相変わらずな三丁目の人たち。

 これぞ、昭和の日本!

 

 

 

 

 

昭和34年春。前作から4ヵ月後。

茶川は相変わらず貧乏暮らし。
大衆紙に「ゴジラ」まがいのお話を書いたりしている。

そして、黙って姿を消したヒロミを思い続け、淳之介とふたりで暮らしている。
淳之介の口癖は、
「おじちゃん、いつかお姉ちゃんと三人で暮らすんだよね!」

鈴木オートも相変わらず。
そんなある日、親戚が事業に失敗したため、
その娘の美加を、しばらく預かることになる。
皆は美加を暖かく迎えようとするが、
お嬢様育ちで生意気な美加に、一平はちょっぴり反発する。

茶川のところにも、淳之介を連れ戻すため、
父の川渕が再びやってくる。
淳之介に人並みの暮らしをさせられなかったときには、
今度こそ淳之介を連れ戻すと約束させられる。

ストリップ劇場で働くヒロミを迎えに行くため、
淳之介に人並みの暮らしをさせるため、
茶川は、もう一度「芥川賞」に挑戦することを決意するのだった。

 

良い良いと聞きながらも、前作は劇場へは行けず、
地上波で放送されたのを観た。
そして、最近では珍しいくらい、泣いてしまった。

「続」だから、前作の雰囲気を損なっていないなら、
また泣いちゃうのはわかっていたので、
ティッシュをしっかり用意して、鑑賞。

用意してよかった。
わかっていても、ベタでも、
やっぱり涙と鼻水で、グチャグチャになっちゃった。。。

 

とは言え、前作は、
茶川が、思いを寄せる小料理屋のおかみ、ヒロミから、
子供を押し付けられ、とまどい迷惑に思いながらも、
徐々に心を通わせて行く物語が、ストレートに描かれ、
自然に涙がこぼれ、最後には大泣きしてしまったのだが。

今回は、泣き所が数多く散りばめられ、
エピソードも多く、ちょっとばかり作りこみすぎな感もあったのだが…

一向に煮え切らない茶川と、ヒロミのお話に加え、

  鈴木家の暖かさに触れ、だんだんと変わっていく美加と、
  一平のほのぼのした初恋。

  六子と、幼馴染の武雄のお話。

  いまだに戦争の影を引きずっている則文のエピソード。

  戦争のため実らなかったトモエの淡い恋の思い出。

う~ん、やっぱりこんなお話には弱い。

のっけから、東京タワーが崩れる。。。と思ったら、ゴジラ出現。
オート三輪で爆走する、鈴木オートのお父さん則文に、
「おいおい!」とひとり突っ込みを入れ、
あまりにもあっけない、三丁目の面々に、
また、「おいおい!」と一人突っ込みを入れ。。。

 

それに、VFX技術により再現された東京の町。
青空をバックにそびえる東京タワーと、
象徴的に登場する、首都高がない日本橋。
開業したばかりの、新幹線「こだま」に、
羽田空港から飛び立つプロペラ機。

映画館では、石原裕次郎が「おいらはドラマ~」と歌い、
銭湯では、則文と一平が手を腰にコーヒー牛乳を飲み干し、
洗濯機の脱水は、ローラーでくるくる。。。

私が生まれるチョットばかり前のお話なので、
さすがに、どれも知ってる!とは言えないが、
なんとも懐かしい感じがするのは、
ギリギリ見た事があるアイテムが、
そこらじゅうに散りばめられているからだろう。

 

「続編は駄作が多い。」とはよく言われる言葉。
特に大ヒットした作品の続編となると、
作り手は、そりゃ大変だと思う。(パイレーツしかり… 泣。)

でも、この作品は良くできていたと思う。
先程も書いたように、作りこみすぎ、詰め込みすぎの感は否めないが、
笑って泣けて、前作の雰囲気そのままに感動した作品。

それは、魅力的な出演者たちの功績も大きいと思う。
(こちらも、パイレーツしかり!!! 喜々!)

頼りなげですっとぼけて、でも憎めない茶川を演じた吉岡さん。
豪快で喧嘩早くって人情に厚い下町のお父さんを演じた堤さん。
素敵な昭和のお母さんを演じた薬師丸さん。
4ヵ月後というには不自然に大きくなってしまった淳之介を演じた須賀くん。
今回大活躍、一番泣かせてくれた一平を演じた小清水くん。
もたいまさこさんは、相変わらすいい味出してくれている。

ホントに、キャラクターがみんな魅力的なのだ。

 

とにもかくにも、

小話ばりの場面では劇場みんなが声を出して笑い、
最後は、いたるところから鼻水をすする音が聞こえ、
なんだか劇場が妙な一体感に包まれたのでした。。。

 

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コメント

riさん、こんばんは。
まず前作をレンタルしてから続編観てきました♪
面白かった~~!!

>魅力的な出演者たちの功績も大きいと思う。
riさんがおっしゃるように、パイレーツに通じる魅力的なキャラ。
一気に引き込まれていきました。

私は続編はあまり泣きませんでした(汗)
その代わり可笑しくて可笑しくて。

ご紹介ありがとうございました。
お陰様で楽しい時間を過ごせました♪

投稿: Rei | 2007/12/01 00:27

Rei様

最近、一人で映画を観に行くことが多かったのですが
久しぶりに、ダンナと二人で行ってきました。

なかなか、テンポ良く楽しい作品だったでしょ。
私も、思いっきり笑ってきました。
泣かされたのは、今回は一平君だったかな。

最近は、ちょっとした昭和ブームですね。
もしかしたら、昭和の懐かしい空気を知っているのは、
私たちの世代が最後なのかも知れません。
あっ、Reiさんはもっとお若いですよね。
ゴメンなさい(汗)

同じ昭和の時代をあがいた作品、
「オリヲン座からの招待状」も、
とっても素敵な作品でしたよ。

Reiさんも、機会があればご覧になってみてください。

投稿: ri | 2007/12/02 01:15

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