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2007/09/30

オスカー・ワイルド

 

《DVD鑑賞》

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 ここ何ヶ月か、

 探しに探していた作品。

 やっと見つけた。

 さて、

 今回はどんなジュードが

 見られるのか。。。

 

 

 

19世紀末。
アイルランド生まれのオスカー・ワイルド(スティーヴン・フライ)は、
オックスフォード大学を卒業後はロンドンに住み、
詩人、劇作家としてその才能を開花させ、社交界でももてはやされていた。
そんな、オスカー・ワイルドの後半生を描いた作品。

1885年、オスカー・ワイルドは母親の勧める通り、
コンスタンスという女性と結婚し、二人の子供にも恵まれた。

しかし、ロビー(マイケル・シーン)という青年により、
オスカーは同性愛という自分の性癖に気付いてしまう。
この時代、同性愛は決して許されない罪だった。

妻と子供を愛しながらも、多くの男性と関係を持ち、
それと同時に、多くの傑作戯曲を書き、名声を得るオスカー。
そして、運命の出会いが訪れる。

ある日、オスカーはアルフレッド・ダグラス卿、通称ポジー(ジュード・ロウ)
という美青年に心を奪われ、真剣に愛するようになる。
裕福な貴族で、若く美しくわがままなポジー。
そのすべてに振り回されながらも、彼なしでは生きられないオスカー。
やがて、オスカーは家庭も顧みないようになってゆく。

そして、ポジーの父親クインズベリー公爵は、
オスカーとポジーの関係を知り、怒り狂うのだった。

 

この物語には、いろんな形の愛情が存在する。

    オスカーの妻と子供たちへの穏やかな愛情。

    オスカーの妻コンスタンスの献身的な愛情。

    最後までオスカーを支えたロビーの愛情。

    そして、オスカーとポジーの破滅的な愛情。

 

破滅的にしか生きられなかった天才のお話。
天才とは、ある意味なんてやっかいなものか。
凡人には計り知れないし、妻としては共感もできない。
でも、こんなお話についつい惹かれてしまう、凡人なのである。

どうしても思い出すのが、『太陽と月に背いて』という作品。
こちらもまた、天才詩人であるアルチュール・ランボーと
ポール・ヴォルレーヌの愛と破滅を描いた作品。

アルチュール・ランボーを演じた、レオナルド・ディカプリオの
少年の面影を残す美しさと残酷さが印象的だった。

 

で、ジュード・ロウ。

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 わがままで傲慢なポジー。
 ジュードが演じると、
 そんなに嫌な男に見えない。
 それどころか、
 とっても魅力的に
 見えてしまうから不思議。

 

『リプリー』で演じたディッキーもそうだが、
この人は、太陽のように輝く男が良く似合う。
この頃のジュードの美しさは、正統派と言うのか、
凛として清々しく、画面にいるだけで映えるのである。

最後のシーンで、複雑でやるせなくどうしようもない感情で、
物陰からポジーを見つめるオスカーを見つけ、
屈託なく、「オスカー!」と叫ぶポジー。

この時のジュードの表情の美しさは言いようがない。

 

やっとのことで見つけた作品。

とっても満足できた作品だった。

 

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コメント

はじめまして、riさん。
ひまわりと言います。よろしくお願いします。睦月さんのところでは、あたしのコメントに癒されているだなんて…ありがとうございます!!恐縮です(笑)。

riさんは、睦月さんとお会いしているんですよね。睦月さんがおっしゃっていました。今年のジャパンプレミアの時でしたよね?あたしは高校生で東北に住んでいるので、なかなか機会がないのですが、卒業したらいろんなところに飛んで、絶対ジョニーに会う!!という野望を持っています(笑)

記事と関係のないコメントになってしまって、すみません。
また遊びに来ます♪

投稿: ひまわり | 2007/09/30 16:30

ひまわり様

コメントありがとうございます。
いつでもどこでも何でも、大歓迎ですよ!

睦月さんのところでは、
私が伺うと、いつもひまわりさんのコメントも近くにあって、
かわいらしいなぁ、なんて思っていました。
失礼だったら、ごめんなさいね。

だって、私、どう考えてもひまわりさんのお母様の年齢でしょ。
こんなおばさんのブログに遊びに来てくださっただけでも、
とっても嬉しいです。

睦月さんのような、素敵な記事は書けませんが、
また遊びに来てください。
お母様目線の気分になら、ちょっとばかり浸ってもらえるかも。(笑)

私も、「ひまわりちゃん」って呼ばせてもらっていいかな。

投稿: ri | 2007/10/01 01:03

こんばんは♪
お返事ありがとうございます。かわいらしいなんて…嬉しいです(照)

名前の方は、ひまわりちゃんの方がひまわりさん好きなので、ぜひ呼んで下さい!!

投稿: ひまわり | 2007/10/01 01:49

きゃ〜〜変な文章のまま投稿してしまいました(汗
すみません。

ひまわりちゃんの方がひまわりさんより好きなので

の間違いです。

投稿: ひまわり | 2007/10/01 01:52

ひまわり様

では、ひまわりちゃん♪
たま~に、ジョニー記事も書いてますので、
また、遊びに来てくださいね。

私も、東京からはかなり遠い北陸に住んでいます。
今年の武道館では、ジョニーの顔を見れたと言えるほどではなく、
一瞬の出来事だったので、あまり覚えていません。(苦~)

私も、いつか、もっとしっかりジョニーに会いたいと思っています。

家族は、呆れていますが。。。(爆)

投稿: ri | 2007/10/02 01:26

riさん、こんばんは。
TBとコメントありがとうございました。

ご覧になれましたね!わたしも長い間探してようやく見つけた時、
どんなに嬉しかったことでしょう。
旧作ビデオの棚の前で、小躍りしましたよ(笑)

オスカーが子供たちに読み聞かせる「わがままな巨人」のフレーズと共に、
語られてゆくのが印象的な作品でした。
仰るように、いくつもの愛があって、それぞれに悲しかったですね。
特に、ロビーの愛の深さはボジーとは比較にならない…のだけれど。
お話の内容とは別に、やっぱりジュードの美しさは別格でしたね!
これと、『リプリー』と『ガタカ』のジュードは、タカビーだけど(だからこそ?)綺麗。
ホントに、ご覧になれてよかったです~♪

投稿: 悠雅 | 2007/10/03 00:27

オスカー・ワイルドの世界には、一度どっぷり浸ってみたいです。
しかもジュードが出ているんですね。
めぐり会えるように、レンタルショップまわりをしなければ~
いつか出会えますように・・

投稿: ごんち | 2007/10/03 16:21

悠雅様

やっと見つけました!
レンタル店で、一通り「伝記」のコーナーや、「ドラマ」のコーナーを探し、
見つからないので、店員さんに聞くと、
「ありますよ。」と言って、棚を探してくれるのだけれど、
そこは私も探したよ!というところで、
結局、「リストにはあるんですが、なくなっていますね。」
というお店が何軒もあり、ネットレンタルでもなかったのです。

そんな時、思いがけないお店でみつけ、ホントに小躍りしました!(爆)
お話の雰囲気も時代も、大好きな作品でした。

>これと、『リプリー』と『ガタカ』のジュードは、タカビーだけど(だからこそ?)綺麗。

はい、おっしゃるとおりどの作品のジュードも素敵でした。
私、『ガタカ』は今年見たDVDのなかでも、
かなり上位に来るくらい大好きな作品でした。

今年公開された、『こわれゆく世界の中で』と『オールザキングスメン』。
どちらも劇場で観れなかったのが残念!
近いうちにDVDで是非観たいと思っています。

投稿: ri | 2007/10/04 01:04

ごんち様

この世界観、お好きならどっぷりと浸れると思いますよ。

私もジュードの作品を観まくっている時に教えていただき、
かなり探して、やっと見つけることができました。

ごんちさんも、是非探し出してください!

未見なら、ディカプリオの「太陽と月に背いて」という作品も、
この作品と、良く似た顔を持つ作品でありながら、
全く違う雰囲気の作品で、とっても興味深い作品です。

どちらも、ブログをはじめて知り合えた方々から教えていただいた作品です。
ブログを通しての素敵な出会いのおかげです。

ごんちさん、これからもいろんなお話を、
たくさんしていけたらと思っています。ヨロシクです!

投稿: ri | 2007/10/04 01:13

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