今さら… ２４ シーズンⅠ

《ＤＶＤ鑑賞》

先日、

ミリオンダラーベイビーを、

今年初のＤＶＤ鑑賞と書いたけど、

よく考えたら、

年末からお正月休みにかけて、

今さらながら、

２４ シーズンⅠを初めて鑑賞した。

このＤＶＤ、
もう何ヶ月も前から、１２巻２４時間分、
まとめて知人から借りていた。
「一回見れば、絶対はまるよ。」と言われ、
ちょっと興味があったので借りてきたのだが…

なかなか見始める決心がつかず、
何ヶ月もそのままになっていた。

それを、年末からお正月休みにかけて、
覚悟を決めて見ることにした。

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これ、社会現象になったほどのヒットドラマ。
携帯の着信を、ピッピィポーという
ＣＴＵ（テロ対策ユニット）の着信音にしている人もたくさんいる。
いわずと知れた、２４時間、実際の時間軸に沿って展開する物語。
だから、当然ながら１時間ごとの１話形式になっている。

最初は、ぽちぽちと、１～２時間ずつ、がんばって見た。
半分近くまで見た頃、「おっ、ちょっと乗ってきたぞ！」
最後の４時間くらいは一気に見た。

このドラマ、
なんといっても主人公、ジャック・バウアーが、
次から次へと、ありえないくらいの危機に陥り、
それを、間一髪切り抜けていく。
いくつかの物語が平行して展開し、
アクションに次ぐアクション、
ジャックは、必死に家族のため、国のために戦う。

と、なかなかにスリリングだし、面白いのだけれど…

はっきりいって疲れた…

２４時間、時間軸に沿った展開。
というのも、私には思ったほどリアルではなかった。
時々、時間がピピッと数分飛ぶのは、なんでだろ？
大分見てから気付いた。あっ、ＣＭか！（鈍）

（以下ネタバレ）　　（←って今さら必要ない？）

でも、ラストにはビビッた。

ＣＴＵ内部のスパイ、
ジャックの不倫相手で、ジャックが一番信頼していた
ニーナがスパイだとわかったときは、そうきたか！と思った。
まあ、怪しいのは３人ぐらいに絞れていたから、
それもありかと思わなくもなかったが。

ジャックの妻、テリー。
過去にジャックが関わった事件のせいで、
娘のキムと一緒に誘拐され、やっと助かったと思ったのに…
やっと、ジャックとキムと再会してやり直せると思ったのに…

ニーナの正体に気付いてしまい、捕まる。
ジャックが探し出したときには…

ジャックが血まみれのテリーを抱きかかえ、
慟哭するところで、シーズンⅠがラストを迎える。

私は、ニーナはスパイであっても、ジャックを愛していたから、
やり直そうとしているテリーを殺せなかった。
そんなラストを想像していたから、
いや、愛していたから嫉妬もあいまって殺してしまったのかな。

さすがに、シーズンⅡがちょっと気になって、ネットを覗いてみた。
やっぱり、ジャックはショックからＣＴＵも辞め、娘ともうまくいかず、
自堕落な生活を送っているところから、物語が始まるらしい。
やっぱり、ジャック、そりゃつらいよね！

と、ずっと見ている、会社の後輩に話していたら、
「そうそう、ジャックは毎回辞めるの！」とつれないお言葉。
「毎回パターンだし、ジャック、アンタのせいでいったい何人死んでると思ってんだ！ちょっとは学習しろよ！と突っ込みたくなるけど、やめられないの。」

だそうだ。

ちょっと、ジャックに感情移入してしまった自分に笑ってしまった。

と、なんだかんだいっても人気ドラマ。
キーファー・サザーランドは、すっかりジャックのイメージが定着してしまい、「ザ・センチネンタル　陰謀の星条旗」でも、ジャックにしか見えなかったという人も多いらしい。（私は未見）

シーズンⅡは…
やっぱり、相当疲れるので、
よほど心と時間に余裕のあるときしか見られないだろう。